バリオスⅡ フロントブレーキフルード交換

バリオスⅡ メンテナンス

こんにちは、ピンです。

先日バリオスⅡをメンテナンスした第二弾です。今回はバリオスⅡのブレーキフルードを交換しました。初めての作業で、戸惑いがありましたが、無事にブレーキフルードを交換することが出来ました。まずはフロントブレーキフルード交換をご確認下さい。

 

作業難易度 ★★☆☆☆

作業費用  ★☆☆☆☆

作業頻度  ★☆☆☆☆

 

※素人が作業しますので、参考にされる方は自己責任でお願い致します。

メンテナンス道具準備

今回準備した道具です。他にも2番のプラスドライバーやティッシュを使いました。

カワサキ純正 ブレーキフルード

カワサキ純正ブレーキフルードです。これが無ければブレーキフルードは交換できません。もちのロンでカワサキ純正をチョイスしました。初めてですのでこだわりはありませんが、は黙ってカワサキです。

ストレート ブレーキブリーダーボトル

ストレート製の、ブレーキブリーダーボトルです。ブレーキフルード交換は、初めてする作業ですので、アマゾンで評価の高かったストレート製をチョイスしました。結論から言うと使い易かったですが、ニップルアダプターのゴムがもう少し硬かったら、もっと良かったかもしれません。

10mm コンビネーションレンチ

工具セットにあったノーブランドの、10mmコンビネーションレンチです。メガネレンチが必要でしたので、有りものを使用しました。まぁ使えない事もなかったですが、もし次に買うなら、スナップオン製を使ってみたいですね。

2番プラスドライバー

リザーブタンクを着脱する際に使用する、2番プラスドライバーです。

私は固着したネジを回す為に、色々な工具を購入しましたが、ドライバーは基本的にヴェラ製のチゼルドライバーを使用します。ネジを大量に回すなら、チゼルじゃないほうが軽いので良いのですが、こちらのほうが程よい重さもあり、押す力が掛けやすいのがポイントです。

ティッシュ

これは説明は不要ですが、一部屋に一つは欲しいティッシュです。古いブレーキフルードを吸い取るために使用します。

ウェスでも代用可能ですが、ティッシュのほうがコストパフォーマンスは高いと思います。

フロントブレーキフルード交換

まずはリザーブタンクを、濡れ雑巾で養生します。併せてフューエルタンクも養生しましょう。

ブレーキフルードは塗装面にダメージを与えます。取扱いには十分注意してください。

リザーブタンクのネジ外し

2番のプラスドライバーでネジを2本外します。

外蓋を外し

ネジを2本外しましたら、外蓋を外します。

内蓋を外し

内蓋を外します。ダイヤフラムにブレーキフルードが乗っている場合は、内蓋にもブレーキフルードが付着している恐れがあります。内蓋を水洗いして、ティッシュで拭き取り、干しておきます。

ダイアフラム外し

ダイアフラムを外します。

ブレーキフルードをこぼさないようにしてください。

ダイアフラム清掃

ダイアフラムを水洗いし、ティッシュで水分を拭き取ります。水分を拭き取ったダイアフラムは、干しておくと良いでしょう。

古いブレーキフルード吸い取り

古いブレーキフルードをティッシュで吸い取ります。エア抜きポンプがあれば難なく作業できると思います。

ブレーキフルード補充

ブレーキフルードリザーブタンクに補充します。補充量はアッパーラインぐらいにしておきます。

後でエア抜きする際にブレーキフルードがはねる危険性があるからです。

エア抜き準備

フルードキャップを、手でブリードバルブから外します。

10mmコンビネーションレンチ装着

ブリードスクリューボルトに、10mmコンビネーションレンチを装着します。
ブリーバルブにニップルアダプターを装着前に必ず、レンチをして下さい。

ニップルアダプター装着

ブリードバルブに、ニップルアダプターを装着します。

ブレーキフルード排出&エア抜き開始

ブレーキレバーを握ったまま、10mmコンビネーションレンチを90度緩めます。

エア抜き中

10mmコンビネーションレンチを緩めることで、ブレーキレバーの感触が柔くなり、古いブレーキフルードがニップルアダプターを伝って、ブレーキブリーダーボトルの中に排出されます。空気が出なくなくなるまでブレーキレバーをニギニギしましょう。
空気をいれないようにする為には、タンク内のブレーキフルードが無くならないように注意してください。

ブレーキフルード補充

ブレーキフルードアッパーラインまで補充しましたら、ブレーキフルード交換終了です。

原状復帰

ブレーキフルードの交換が終了しましたら、ダイアフラムを元に戻します。
ダイアフラムを軽く押し付けると、タンク内の空気を排出できます。

内蓋装着

内蓋をします。

内蓋清掃

内蓋をティッシュで綺麗にします。

外蓋装着

内蓋の清掃が終わりましたら、外蓋を装着します。

ネジ締め

外蓋を2本ネジ止めします。

シャワー洗浄

シャワーで洗い流す前に、養生用の雑巾を外します。

シリンダー養生

養生テープで、キーシリンダーを養生します。

シャワー使用

フロント周辺に飛び散ったかもしれないブレーキフルードを、シャワーで洗い流します。

ブレーキフルードは親水性が良いため、水を含むと成分が分解されます。
これでフロントブレーキブレーキフルード交換は終了です。
走行前にフロントブレーキが、確実に効くか確認して下さい。

動画公開

作業風景はいかがだったでしょうか?

宜しければ高評価チャンネル登録も宜しくお願い致します。

動画ではリアブレーキフルードも交換しておりますが、今回のブログ記事はフロントと、リアに分けたいと思います。

まとめ

初めてのフロントブレーキフルード交換でしたが、意外と簡単でした。と言うか加減が分かっていれば、20分ぐらいで終了する作業だと思います。ブレーキは重要保安部品の一つですので、不安な方はバイクショップでプロの作業を頼みましょう

最後までご覧頂きまして、まことにありがとうございます。

次回はバリオスⅡの、リアブレーキフルードを交換したいと思います。

 

みなさんにとって、素敵なバイクライフが過ごせますように…。

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